さて、今の職場に就いて、初めての飲み会がありました。
…ありました。
今日ありました。
たった今ありました。
飲み会からゴートゥ―ホームしてすぐにこの記事を書いております。
結論から言うと、
何このサービス残業
って感じです。
サービス残業と大差ない会社の付き合いで、飲み物食べ物たーんとお食べないらぬサービス。
それが、サービスにサービスを重ねダブルミーニング的なサービス残業、『飲み会』。
定時は18時なのですが、終わったのは21時です。サービスいらないからカエシテ、マジカエシテ。
勿論、飲み会という名のサービスな付き合いなので、残業代は出ません。
もうこれだけで「クルチィヨォ…」って感じだったのですが、座らされた席がまぁ苦しい。
重役の横というババは避けられたのですが、周りが既婚者のおじさんおばさんだらけで、年齢が二回り以上違う方ばかりの席に座らされました。
出る話題は全て奥さん旦那さんのあれやこれや。
これ何話したらいいの…?
新しく入ってきた人間っていうブーストがかかってもなお、話す内容に困る困る。
僕はただ頷くだけでした。さながら赤べこのように。
もっと、こう、趣味の話とか……な、ないんですか…。
フリーレンの最終回ヨカッタネーとか、ドグマ2炎上しすぎワロタとか、そんな話じゃなくてもいいけれども(ぶっちゃけ、そういう話したいケド)、なんか……
向こうとしては、惚気話を若者が聞いてくれるサービス受けてる気分なのだろうか、ただただひたすらに「あァ、買えりたゐ」って感じですよ本当。
こちとら結婚はおろか彼女もいない、恐らくこのまま独身街道まっしぐらの冴えないアラサーですよ。
時折「どんどこさんの今後にとってためになる話だからよく聞いときな!」みたいなこと言うけれど、やめてくれ、いつ俺が結婚したァいなんて言った!?
昔々一瞬だけ彼女がいたことがありますが、彼女はおろか、男友達が自分の部屋に泊ってきたら、なんかもう、凄い気を張りつめて、お腹痛くなるんですよぼかぁ。
それ以来、「あ、これ多分、家族以外の人と一緒に暮らせない体質だ」って察してんですよチクショウ。
正直彼女ほしいけど、ブ男アラサーで年収もゴミみたいな自分は市場では無価値すぎて需要が無いんだよォ!!!
そんな男を、結婚願望あって、結婚する気満々で、結婚できるような価値のある男だと決めつけないでいただきたい!
……ということでね、僕は赤べこになりつつ、この苦痛な時間をさっさと過ぎてくれと願わんばかりに食に手を伸ばし、飲み物を口に持って行き、時間経過を待っていたわけですね。
そうしたら、これまた地獄ですよ。
明らかにオーバーな量の飯が出てくる出てくる。
そして、若いという理由でおじおばが、僕のところに持ってきて「たーんとお食べ」と宣いやがる。
俺はお前らの残飯処理係かッ!!
残すの悪いからと言いながらこっちに持ってくるもんだから、俺も残さずにはいられない。残すと悪いから。
そんで、頑張って赤べこになりながら残飯処理を進めていき、ベルトなんかもきつくって2段階ぐらい下げたりして時間が経過していき……そして……横のおばが言うのです。
「ごちそうさまでした!」
ええ、ごちそうさまでした。本当ごちそうさまでした。
ところで……
目の前のご飯残してません?
さっき、残すのは悪いとか言ってませんでしたか。
あの、僕、頑張って食べて、自分に渡されたモノだけはきっちりすっきり食べ終わったのですが。
…え?……なにこれ……えっ……?
僕はその時理解しました。
いや、分かっていたという方が正しいでしょうか。
なんとなく感じていたのです。
自分は大して歓迎されておらず、そして、社員の人とそもそもなんか向いてる方向がいろいろと違うと。
ここは、陰キャゴミブ男アラサー独身結婚需要ないよオメェなやつが入る会社ではなかったのです。
ここは、ハズレもハズレ、もはやハズレすぎて辺境。
幾度か職場ガチャを回してきましたが、その中でも、相手にされないという点では一番のハズレ職場だったのです。
頭の中でツキアカリノのミチシルベが流れてきました。
今はただただ、答えのないこの毎日を、ただ過ぎていく時間を、生きていくしかないのでしょう。
半年後、契約が終わるまで。
以上、飲み会という名の地獄イベントがあったので日記を書きました。みんなも、職場は良く選ぼう。自分に合わない(仕事内容だけでなく雰囲気も)ところ選ぶとこんな目にあっちゃうゾッ!
…あ、カテゴリ分けどこにしようか迷ったので、適当に珍体験列伝に入れておきました。
こういう、悲しい体験も今後このカテゴリに入れていきますのでよろしくお願いします。