いんかむ ~地中に埋まった男の全書目録~

~これは、地べたをはいずり、泥水すすって過ごし、今では地に埋まった男の雑記ブログである~

珍体験列伝 その1ー1 ~謎のサークルX~

えー、色々と話していきたいことがありまして、その一つとして珍体験を紹介いたします。

 

しょうもないものからまあまあなことまで、色々紹介していきたいと思いますこのコーナー。

 

最初はまずこれ。

 

↑期待していた大学生活↑


サークル活動

 

大学生になったら誰もが

 

三└(┐卍^o^)卍「うおお!!サークル活動だあああああああああああああああッッッッッ!!!!」ドゥルルルルルル

 

といってこぞってサークル活動に入ろうとしますよね。

 

無論、高校時代クラスの隅っこでカビのようにじめついていた帰宅部の僕ですら、そういう気持ちになりました。

 

これには訳がありまして、田舎から関西圏のデカイ大学に行くことになったからですね。

 

気分は上々、上京感覚です。

 

東京のシティボーイには「ケッ、関西など、東京に比べれば塵芥よ」と思われるかもしれませんが、それでも僕の故郷の田舎と比べたらキラキラのビカビカだったわけです。

 

であるからして、そりゃもう、垢ぬけてGACKTぐらいオーラの発するイケイケなボーイになろうと思っていたわけです。

 

そのためにはサークル活動で仲間内とワーワーするのが必須。

 

そう思った僕は、入学初日から大学の敷地内の至る所に立ち、寄ってきたキャッチからビラを貰いまくっていましたし、ポケモンの孵化作業のごとく、同じ道を延々と行ったり来たりしておりました。

 

貰い過ぎてバッグはパンパン、その場しのぎでポッケに突っ込んだもののそのポケットからもビラがびらんびらんはみ出ていました。

 

そうして、ちょっと人気の離れたところで一息ついていた時のことです。

 

🙂「あの、サークルお探し中ですか?」

 

手にはビラが。これは間違いない、サークル勧誘だ。

 

(  ・∀・)(お、また来たか。今度はどこのサークルだろう)

 

そう思った迷える子羊な僕は話を聞くことに。

 

「そうですね…探しています。なんかいいとこないかなって」

🙂「おお、そうですか。よろしければ、うちのサークル見てみません?」

 

(  ・A・)(ん?サークル説明の前にいきなりサークル部屋に来いと…?)

 

ですがまぁ、そういうこともあるでしょう。

 

正直、1日目はできるだけ色んなビランビランを集め、帰宅後に吟味し、2日目に気になるところに突撃となりの朝ごはんしたかったのですが致し方ありません。

 

もしかしたら口での説明が難しいマニアックなサークルやもしれませんし、なによりも夕方だったので(ま、今日はこれで最後になってもいっか)って感じがありました。

 

かくして「いいですよ」と一つ答え、向こうも😀「お!それならついてきてください!」とニコォと笑い、互いに意気投合。

 

サークル部屋へ行くことに。

 

……お相手、何やら、大学の敷地外に歩いていきます。

 

(あ、あれ?なぜ大学から出るのだ?)そう思わずにいられなかった僕はすぐさま聞きます。

 

( ; ・A・)「あ、あの、どこへ行くんですか?」

 

😊「うん?ああ、僕らのサークルはね、家にあるんですよ。家を1件借り上げてるんです

 

( ゚д゚)「 ・・・・・・えっ?」

 

よく分かりませんでした。

 

部屋なんてレベルじゃねぇ、家だぞ家。

 

それはもう、思いました。

 

( ;  ・∀・)(このサークル、規模が違ぇっ・・・・・!

 

しかし、同時に、こうとも思ってました。

 

( ; ・A・)(でも、なんかこのサークル、怪しくね・・・?)

 

とはいえ、そんな危うい道を渡るのもまた、ハードボイルドさに磨きをかけ、様々な経験を吸収し、より高みの"漢"になるために必要なこと。

 

そう心のどこかで思っていたのでしょう、いや、思っていたに違いない。

 

だからこそ、期待半分、不安半分、具体的に言うと7:3で期待多めの田舎脱出新入生キラキラなってやるぞブーストのかかってる僕は、その、一気にうさん臭さが漂いだしたその人についていったのでした。

 

 

 

 

続きはまた次回。

なお、この怪しきサークルの正体はタグを見てもらったら分かります。チクショウ。